禅のお教え「無駄なものをなくす」と楽に生きれる〜『心配事の9割は起こらない』を読んで〜

ああ、生きてりゃ悩みはつきもの。悩みたくなんかない、もっと気楽に生きたい!と日々感じている
らんちゃん(@dochan_r)です。こんばんは。

 

『心配事の9割は起こらない』を読んでみた

著書『心配事の9割は起こらない』は余計な悩みを抱えないようすごせるアドバイスが詰まった良著。

著者の升野俊明さんは禅僧(曹洞宗のお寺の住職)でもあり、教壇に立つ大学教授、そして庭園デザイナー!
禅の教えをベースに住職、大学教授、庭園デザイナーとしての立場から見た「心配事の9割は起こらないよ」というお話。

 

わたしは11月に復職をしてから自分のペースですごしていたものの、
また体調を崩したら、、周りって実はどう思ってるの、、仕事に限らずわたしの将来ってどうなるんや、、って悩みを抱えておりました。

そんな中、年末の仕事納めが終わったタイミングで本屋さんでふと目に入った『心配事の9割は起らない』というタイトル。

まじで?そうなの?ほぼ起こらんやん!(笑)

 

「禅」の教え=無駄なものをなくす

禅の教えのひとつに「無駄なものをなくす」があります。

無駄なものというと「不要なものは捨てる」という物理的な話から始まり、こんなことも書かれています。

  • 過去は変えられない・未来のことは分からないので心配しても無駄
    =だから、いまを生きる
  • ないものねだりをしてもないのだから不満を言っても無駄
    =当たり前を見直して、今ある幸せに気づく

 

最近の言葉でいうとミニマリストの発想と近しいところがあり、精神・生き方に着目しているミニマリスト的考え。

この著書ではいかに「無駄なものをなくすか」を禅の教えをベースにして指南されています。著者が禅の住職さんだからかことばのリズムが優しい(どうかこの雰囲気伝われ)。

 

余談ですが、Appleが禅の教え「無駄なものをなくす」からインスピレーションを受けて、事業を大成功させたのは有名なお話。

かのスティーブ・ジョブズはMacBook( Macのノートパソコン)からカーソルを動かすマウスを取っ払いました。

 

必要な情報しか集めるな

わたしがこの本から一番学んだことが「必要な情報しか集めるな」ということです。

多すぎる情報は迷いのもと、無駄だからです。

ネットが普及して情報が幅広く簡単に手に入るようになり便利になった反面、有り余る情報が判断力を弱めてしまってます。

 

たとえば、「転職したいし求人サイトで調べてみよう」としたとします。

ちょっと情報を集めてみるつもりで検索をするとすぐに凄まじい量の情報が押し寄せてきますよね。

その結果、

A社は将来性があって良さそうだな、B社の方が条件はいいな。なになに、C社の方が仕事内容が面白そう。いやでも給料だけ見るとD社だな〜

などなど、あまりにも選択肢が多すぎて判断に迷ってしまいます。

そして迷いながら判断せざるを得ないので、自分の判断に自信が持てなくなります。

 

本来仕事を考えるうえでは「自分がなにをしたいか」という視点がもっとも大切です。仕事を選ぶということは「どう生きていくか」ということにも深く結びついてます。

どんなに求人の情報を集めたって「したいこと」も「生き方」も見つけることはできません。やはり自分の心の中に見つけるしかない

 

著者升野さんの言葉をそのまま引用しましたが、もう激しく納得。

求人情報を集めただけでしたいことも生き方も見つからない!

情報は迷いのもと。無駄な情報が多いことでかえって「心の置きどころ」が分からなくなり、ぶれぶれになってしまうのです。

心の置きどころ、転職活動の「軸」を定めないといけないのか!と思いたった方はこちらもご参照くださいませ。

関連記事:【転職活動スタート】転職条件リストを作ろう!

 

「いい加減」な方が楽に生きれる

自分のことをいい加減な奴とは思ってなかったのですが、いろいろと自分のことを振り返ると、
人と比べることは癖になっていて、白黒はっきりつけたがるし、諦めの悪い人間だな〜って思います(笑)

だからたまに自分で自分を窮屈にする。。

 

「いい加減」の意味

「いい加減」と聞くとどんなイメージがありますでしょうか。

わたしは「あいつはいい加減な奴だ!」「いい加減なことするんじゃない!」というニュアンスで使われる言葉なので
「手抜き」「中途半端」とネガティブイメージが強いです。

でも、「いい塩加減」「お風呂がいい(湯)加減」というようにポジティブな意味でも使われる言葉。

そうもっと「いい加減」を肯定的に捉えていい!いい加減を知り、いい加減だからこそ安定した心ですごせる!

 

いい加減とは「自分の力量」

人間は自分の力量に見合ったことしかできません。

力量に合わないキャパシティオーバーなことをすると対応しきれずに結果も出せず、かえって相手が迷惑をします。

そして自分自身も落ち込み、焦りや苛立ちにもつながります。負の連鎖。

自分の力量を知る=自分にとっていい加減が分かっている人は全てのことを堅実にこなせます。

これは仕事に限ったお話ではないです。自分ができることを忠実にするから結果も出せて信頼につながり、自分自身の心の余裕を保てるのです。

 

力量≠能力の限界値

「自分の力量でできることをやろう!力量が10だとしたら12の能力が必要な内容はパス\(^o^)/♩」と
なるところですが、力量と能力の限界値は別物です。

力量だけで12のことはできませんが、挑戦心や努力でプラス2の部分がカバーできるかもしれません。
一度12のレベルがクリアできれば自信になるし実績も上がります。自分の力量が上がるのです。
当然、能力の限界値も上がります。
(升野さんいいこと言うなあ〜(感涙)

人によってはレベル18くらいのことをさらりとこなす人もいますが、他人と自分の力量は違います。能力の限界値も違います。

そのことに対して過剰に反応すると「勝ち負け」にこだわるようになります。とても心がおだやかじゃない!

わたしは読んでいたときに、世の中競争社会や!綺麗事言うな!って言い返したくなってしまったのですが(笑)、
比べようがないことを比べてもしかたないんですよね。

 

『心配事の9割は起こらない』って思える。ぜひ読んでほしい!

今回ブログでは特にインパクトがあった「必要な情報しか集めるな」「いい加減な方が楽に生きれる」を紹介しましたが、
禅の教え「無駄なものをなくす」ことで

  • 自分を見つめ直すことができる
  • 余計な不安や悩みがなくなる
  • 他人の価値観に振り回されない

 

楽に生きれる方法が紹介されています。

経営者視点、コンサル視点、心理学者視点で書かれている本は多くても、
禅という「宗教」をベースにして大学教授として指導をし、
庭園デザイナーとして「生き方」も表現する人が書いている内容は珍しいのではないでしょうか。

禅の言葉もたくさん出てくるので聞き慣れないし今にも噛みそうな言葉ばかりですが、
どれも深みのある言葉。先人のお教えが数千年経った今も生きるんだな〜と感じました。

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